ケーザー社のSKシリーズロータリースクリューコンプレッサー

目の肥えた圧縮空気のユーザーは、小型のコンプレッサーにも最大のアベイラビリティと効率を期待します。省エネ型「シグマ・プロフィール」エアーエンドローターと内蔵型「シグマ・コントロール2」コンプレッサーコントローラーが標準装備されたケーザー社の新製品SKシリーズロータリースクリューコンプレッサーは、これらのニーズに全てお応えします。さらにユーザーは、大幅に増加した吐出空気流量とさらなる高効率に目を見張ることでしょう。

エアーセンターロータリースクリューコンプレッサー
ケーザー社の「SK」シリーズロータリースクリューコンプレッサーは、少ない費用でより多くの空気をご提供するだけではありません。「シグマ・コントロール2」内部コントローラーを備えたこの多機能ユニットは、多数の通信オプションもご提供します。標準の型式に加えて、統合型の冷凍式ドライヤー(「T」バージョン)や、冷凍式ドライヤーとエアーレシーバーの組み合わせ(エアーセンター)もご用意しています(写真を参照)。

新製品「SK」シリーズの型式は、8 barで1分間に最大2.5 m³の圧縮空気供給が可能です(11 kWバージョンと15 kWバージョン)。従って、特定の型式によっては、この数値が旧型の11%または14%増になります。このような目覚しい性能向上は、エアーエンドの最適化と内部圧力損失の最小化の両者により実現しました。このような改良により、結果として比電力を最大5%低減することに成功しました。また、プレミアム効率IE3電動機を使用したことも、さらなる省エネにつながりました。効率向上のさらなる重要な装置として、内部コントローラー「シグマ・コントロール2」があります。この高度なシステムは、需要に基づいた性能整合と信頼できるモニタリングを可能にするだけでなく、多数のインターフェースと革新的なプラグイン通信モジュールにより一層の柔軟性を提供します。このため、コンピューターネットワークへの接続が非常に簡単です。大きなディスプレイと制御パネルにあるRFIDリーダーにより、現場でのシステム通信は容易です。また、RFIDリーダーによりサービスの標準化とサービス品質の向上が実現し、作業権限者だけがシステムにアクセスできることを保証します。
全てのSKは、あらゆる点においてユーザーが使いやすく、分かりやすい設計になっています。例えば、左側の防音カバーパネルは2つか3つの簡単な手順で取り外すことができ、合理的に配置されたシステムの全構成装置がしっかり確認できます。言うまでもなく、SKシリーズは全ての点検箇所にできるかぎり近寄れるように設計されました。防音カバーパネルを所定の位置に設置すると、もともと低いコンプレッサー騒音レベルが超静音のBGM並みのハミングにまで低減します。

さらに、防音カバーにはコンプレッサー、モーター、およびスイッチキャビネットの個別の気流冷却用とコンプレッサーの吸込空気用に合計4つの吸込口があります。ケーザー社独自の冷却システムには、特許を取得した超高効率の二重流量ファンを装備しており、モーター用とコンプレッサー用の冷却空気が別々に流れるような仕組みになっています。これにより、最適な冷却性能、圧縮空気出口の低温化、そして極小の騒音レベルを実現するだけでなく、効率的な空気圧縮を促進します。

SKシリーズのモジュール型設計コンセプトには、他にも利点があります。設置面積がわずか0.65 m²というコンパクトな標準バージョンに加えて、熱遮蔽された統合型の冷凍式ドライヤーを搭載した「SK 22」と「SK 25」(いわゆる「T」という型式)もご用意しています。回転数制御に適した用途には、統合型の周波数インバーターを備えた11 kWと15 kWのバージョンもあります(「シグマ周波数制御」 - SFC)。

効率的なコンプレッサーのみならず、一体型のコンパクトな圧縮空気システムも必要とするユーザーには、「SKエアーセンター」以外の製品は考えられません。コンプレッサー、冷凍式ドライヤー、およびつり下げ式エアーレシーバーを組み合わせた省スペース化により、単一ユニットにも関わらず信頼性が高く効率的な圧縮空気生成/処理/貯蔵を実現します。ケーザー社など大手圧縮空気システムプロバイダーは、ご察しのとおり、必要に応じてこれらの多機能ユニットにエアーフィルターを備えつけることもできます。「SKエアーセンター」は、スペースに余裕がない小企業や作業場の用途に最適です。

2012年3月29日 , 公表自由、転写歓迎

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エアーセンターロータリースクリューコンプレッサー

ケーザー社の「SK」シリーズロータリースクリューコンプレッサーは、少ない費用でより多くの空気をご提供するだけではありません。「シグマ・コントロール2」内部コントローラーを備えたこの多機能ユニットは、多数の通信オプションもご提供します。標準の型式に加えて、統合型の冷凍式ドライヤー(「T」バージョン)や、冷凍式ドライヤーとエアーレシーバーの組み合わせ(エアーセンター)もご用意しています(写真を参照)。

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