ケーザー社の新しい非加熱再生型吸着式ドライヤー

特定の業種では、極めて乾燥した空気、つまり低い露点を必要とします。それらは例えば、飲料・食品・化学・製薬業界や凍結の影響を受けやすい仕様の制御用エア又はプロセス様エア用などです。そのような高い要求を満たす圧縮空気ドライヤーは、確実に信頼でき、可能な限り経済的で効率的に運転する必要があります。ケーザー・コンプレッサー社の非加熱再生型吸着式ドライヤーの新しい DC12~DC133 シリーズは、最新の技術を駆使し、優れた性能と効率性を発揮します。

圧縮空気処理用DC吸着式ドライヤー
DC 12~ DC 133  : 新しい非加熱再生型吸着式ドライヤーは極めて低い露点に達します。

DC シリーズの新しい型式は 1.2 から 13.3 m³/分までの圧縮空気流量に対応し、上流・下流にフィルターが装着できます。最適化されたインテリジェント設計は、極端な運転条件下でも、-70°C低い露点を可能にします。高質な「シグマ・ドライ」乾燥剤は、初期負荷中に一部分だけ飽和するので、これらの低い露点への到達を助けます。このように、乾燥剤が平均時間以上に使用された場合でも、再生に必要な空気はごく少量です。このことは、メンテナンスコストを低減するだけでなく、相当なエネルギー節約を可能にします。ご希望にに応じて、2台の省エネルギーのコントローラーもご利用できます。ベーシックバージョン「エコ・コントロール basic」は、変動的な負荷条件に応じて、再生時間をフレキシブルに適応させます。これにより、さらに再生空気を節約することができます。変動的な圧縮空気流量、圧力又は温度の条件下では、負荷比例型コントローラー「エコ・コントロール」を推奨します。このコントローラーは、自動的に需要に応じて負荷・再生時間を適合させ、電力コストの節約に大いに貢献します。エコ・コントロールとその特許を取得した圧力下露点用傾向認識制御により、乾燥剤が最大限使用されるまで、乾燥室は再生時間に切り換えられません。このように、乾燥時間は約 30 分なで延長することができ、相当な再生空気の節約を可能にします。さらに、従来の方法と違い、高いメンテナンス代や集中的な露点用測定装置は必要ありません。
負荷時間がしばしば中断する仕様の場合には、ケーザー社は断続運転ドライヤーを提供します。このドライヤーは、再生が完了されるまで下流のエアレシーバーから絶えず空気が供給されます。これにより、乾燥を再始動する時に、十分に再生した室が常に利用できます。このように、乾燥剤の高い負荷によって引き起こされる極端な露点が予防できます。
計器・表示パネルは、簡単でわかり易く、鮮明な図を表示します。さらに、この DC ドライヤーは、シグマ・エア・マネージャーのようなマスターコントロールシステムへ接続し、全ての機能を監視することが可能です。

2005年7月5日 , 公表自由、転写歓迎

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