新型冷凍式兼吸着式ドライヤーHybritec(大容量空気用)

ケーザー・コンプレッサー社の新しい小型ハイブリテックドライヤーは、安全かつ確実に大量の圧縮空気を-40℃の圧力下露点まで乾燥させます。設置面積が比較的小さいにもかかわらず高効率であるため、電力コストの削減を実現しています。

圧縮空気処理用のハイブリテック・ハイブリッドドライヤー
ケーザーの新しいハイブリテックコンビネーションドライヤーは、最大67 m³/分の吐出空気量を提供します。確実で安定した-40℃までの圧力下露点の生成、高いエネルギー効率、省スペースを実現します。

ケーザーの冷凍技術と吸着乾燥技術をひとつに組み込んだ新しい小型ドライヤーは、圧力下露点が-40℃に設定される場合で空気量が大量であっても、その信頼性と効率性に影響はありません。ケーザーは、最大20 m³の容量に対応していたハイブリテックの設計範囲をさらに拡大し、最大67 m³/分に対応することを可能にしました。新しいハイブリテックドライヤーのDTI~DTHシリーズでは、従来の吸着式ドライヤーに比べて消費電力を最大50%削減します。これは、2段階の乾燥工程の相乗効果によるものです。

ケーザーは、内部部品をうまく配置することで劇的に保守性を高め、性能を損なうことなく設置面積を最大49%削減することができました。今までにない省スペース化を実現しています。メンテナンスが必要な部品には、前面からすべてアクセスすることができます。そのため、保守に必要な時間と労力を削減することができるだけでなく、さらなるコスト削減にも役立ちます。

当然のことながら、新しく改善された小型ハイブリテックコンビネーションドライヤーは、別駆動の加熱吸着式ドライヤーよりも50%消費電力が少ない(冷凍事前乾燥なしで圧力下露点-40℃の場合)、工程温度が非常に低い、乾燥サイクルが長いといった従来のハイブリテックシリーズにおなじみのメリットを維持しています。その結果、部品への機械的応力や熱応力が大幅に低減したことにより、部品寿命が延び、劇的なライフサイクルコストの削減に寄与しています。

圧縮空気品質について言えば、コンビネーションドライヤーの圧力下露点は、低い圧縮空気吐出温度で非常に安定します。これは、極めて低い工程温度と長い冷却サイクルによるものです。エコ・コントロールのユーザーインターフェースと直感的な操作が可能なタッチパネルにより、簡単で安全な操作が可能です。エネルギー効率が重要で設置面積に制限がある場合で、確実かつ安定した-40℃の圧力下露点が必要とされるときには、新しいハイブリテックコンビネーションドライヤーが最適です。

2013年9月3日 , 公表自由、転写歓迎

この記事の関連情報をダウンロード
圧縮空気処理用のハイブリテック・ハイブリッドドライヤー

ケーザーの新しいハイブリテックコンビネーションドライヤーは、最大67 m³/分の吐出空気量を提供します。確実で安定した-40℃までの圧力下露点の生成、高いエネルギー効率、省スペースを実現します。

画像のダウンロード 1 (JPG, 352 KB)