持続可能な圧縮空気ステーションの運転は細部から始まります。圧縮空気システムでは非常に少量のリークであっても、無駄なエネルギー損失が続き、コンプレッサーの稼働時間が増え、そのせいでメンテナンス周期が短くなります。環境にとって負荷になるだけでなく、大きなコストがかかることにもなります。このブログ投稿では、コストのかかるリーク損失を効果的に防止する方法について役立つアドバイスをお届けします。
リークは圧縮空気ラインのあらゆる部品で見つかる可能性があります。とはいえ、圧縮空気ラインの始点付近で発生する場合が大半です。例えば、プラグイン式のカップリング、ホース、バルブあるいは不具合が発生した装置からリークしている場合、どれも相当な空気損失を引き起こします。故障した構成部品を単に交換するだけで、相当なエネルギーの節約になります。
しかし、古くなったパイプでも問題は起こります。こうした箇所でのリークは気づかれないことが往々にしてあり、当然のことながら圧縮空気消費量が増えてエネルギーコストも増大します。このような場合、リークを特定して場所を突きとめる専門的なリーク検出がその解決策です。
1年間のリークコスト計算の根拠:365日 x 24時間/日 = 8760時間/年、0.30ユーロ/kWh、コンプレッサーの特定パッケージ入力電力6.0 kW/m3/分
KAESER AIR SERVICEメンテナンス技術者は最先端の超音波測定技術を駆使。
KAESERのリーク管理にはいくつもの利点があります。生産を休止することなくいつでもリーク検出を実施できます。これらの対策は、圧縮空気ステーションの信頼性を大幅に高めるだけでなく、圧縮空気消費量、ひいてはエネルギーコストを顕著に削減することにつながります。さらには、圧縮空気ステーションの負荷が減ることで、メンテナンス周期の長期化や耐用年数の延長にもつながります。
KAESERでは、持続可能なエネルギー節約に向けて、リークメンテナンス契約をご提案しています。これは、総合的なリーク検出を定期的にご提供するものです。お客様側には何の作業の必要もなく、エネルギーと資金を節約することができます。