圧縮空気の供給停止を積極的に予防 - ブログ記事

用心は後知恵よりも大切。圧縮空気供給の中断を積極的に回避する方法

圧縮空気供給の途絶に対する心配は、圧縮空気ユーザーであれば誰でも馴染みのある感覚です。なぜなら、圧縮空気ステーションが止まると通常、生産も止まってしまうからです。そのため、コンプレッサーや処理構成部品が故障する前に積極的に保護することがなお一層大切になってくるのです。このブログ投稿では、これを達成するために必要な作業について説明します。

コンプレッサーステーションは数多くの構成部品からできています。これらの構成部品の多くは連続運転用に設計されています。しかし、構成部品のすべてが摩耗や損傷を免れるわけではありません。定期メンテナンスを通じて、お客様は摩耗や損傷に積極的に対処し、不要なダウンタイムから自社を守り、効率的な運転を続けられます。

例えば、流体注入式ロータリースクリューコンプレッサーのエアーエンドをオイルで潤滑します。運転時間が一定の数値に達すると流体が経年劣化してくるので、交換の必要があります。同じことがオイルフィルターやオイルセパレーターカートリッジにも当てはまります。自動車と同様、問題なく運転を続けるためには特定の構成部品を定期的に交換する必要があるのです。 

KAESER AIR SERVICEがお客様の圧縮空気ステーションをメンテナンスし最大限の可用性を実現します。
KAESER AIR SERVICEがコンプレッサーステーションの確実な運転を保証。

圧縮空気処理についても同様です。各構成部品を定期的にメンテナンスしないと、圧縮空気品質に悪い影響を及ぼす場合があります。言うまでもなく、これはお客様の圧縮空気用途に重大な結果をもたらすおそれがあります。それだけではありません。空気処理構成部品のメンテナンス不足は、想定外の高い差圧にすぐに結びついてしまうことがあります。次の事項を考慮することが重要です。圧力が1バール上がるだけで、エネルギー消費量は6パーセントも高くなります。

専門的なメンテナンスが必要不可欠

圧縮空気技術においては、次の2つの点が重要です。1つ目は、すべての構成部品がその複雑性を大きく増してきていることです。2つ目は安全面です。これまで以上に効率を高めるためには、圧縮空気システムがより高い要件を満たす必要があります。これは、構成部品をより複雑にして、機械を技術的により洗練させることによってのみ達成可能です。

この複雑性を適切に管理できるのは、訓練された担当者だけです。KAESER SERVICEでは、平均して勤務時間の7パーセントを訓練に割り当てています。担当者は圧縮空気システム全体を専門的にメンテナンスできるよう定期的に訓練を受けています。この訓練には、コンプレッサー、空気処理構成部品、コントローラー技術などが含まれます。

例外があり、可搬式コンプレッサー分野では、単純なメンテナンス措置をユーザー自らが実施できる場合もあります。このようなケースでは、KAESERが外部の個人に対して専門訓練を提供いたします。しかしながら、より複雑な作業に関しては、KAESER AIR SERVICEの専門人員に委ねるべきであることにご注意ください。

2つ目の安全面もまた、同じく重要です。特定の構成部品のメンテナンスに関しては、最高レベルの注意が必要です。これは、特別な訓練を受けたメンテナンス技術者の知識と専門性が必須の分野です。そうすることにより負傷のリスクが大きく減少します。

KAESER AIR SERVICEは圧縮空気ステーションから最高のパフォーマンスを引き出します。
最も大切なときに現場で頼れるKAESER AIR SERVICE。

優れたサービスが卓越した圧縮空気可用性を保証

優れた顧客サービスを提供しようとするならば、ユーザーとの強力で、そして何より個人的なつながりが必要不可欠です。そのため、KAESERのお客様は最初から個別の専門家サポートが受けられます。お客様に電話でお問い合わせいただいた場合、すぐに技術的な専門知識のある人員が対応いたします。これは決定的な違いを生みます。

未来を見据え、エネルギー効率および持続可能性のニーズから、優良な顧客サービスがこれまで以上に重視されるようになってきています。メンテナンスの行き届いた圧縮空気システムは、エネルギー効率の高い圧縮空気供給を実現するだけでなく、最大限の圧縮空気可用性と長期の耐用年数も約束するのです。