本日ケーニッヒにて。
ケーニッヒ醸造所

ケーザー社と業界の「キング」

ケーザー・コンプレッサー社はケーニッヒ醸造所の圧縮空気供給システムを最適化しました。

ベークのデュースブルク地区は、「ビールの王様」として愛される「ケーニヒピルスナー」が150年前に誕生した地です。ケーザー・コンプレッサー社の支援を得て、世界最大級で最先端の瓶詰工場では、毎日130万本以上が生産されています。

コンプレッサーの主な役割の1つに、食品基準に準じた高品質の圧縮空気を醸造所に高い信頼性で供給することがあります。揚水媒体、発酵工程初期の麦汁の曝気から瓶詰および樽詰めまで、醸造工程全般に圧縮空気が必要です。さらに、バルブ数と調整弁数が多いため、かなり大量の圧縮空気が求められます。もちろん、完璧に清潔な圧縮空気が必要です。これは、ドライ式コンプレッサーに細菌濾過を組み合わせて達成しました」と、ケーニヒ醸造所の施設管理、環境、労働安全管理者のWerner Randschau氏は説明します。

高い効率 - アイドリング時間が25%から2%に短縮。

ケーニヒ醸造所のドライ式圧縮空気システムは、ケーザー社の次世代ロータリースクリューコンプレッサーを導入して拡張されました。新しい周波数制御のDSG 220-2-SFC(132 kW)に、従来のドライ式ロータリースクリューコンプレッサーを3基組み合わせた構成で、順調に稼働してます。Werner Randschau氏は、これを喜んでいます。「ケーザー社の製品を導入して以来、システムのアイドリング時間は25%から2%に短縮されました。そのため、電気使用量を大幅に節約できます。」

ケーザー社最新世代のロータリースクリューコンプレッサー:DSG 220-2-SFC(132 kW)
ケーザー社最新世代のロータリースクリューコンプレッサー:DSG 220-2-SFC(132 kW)

DSGユニットへの投資を決断した背景には、Werner Randschau氏とケーニヒ醸造所の経営陣が既存のケーザー社ロータリースクリューコンプレッサーに満足していることが反映されています。DSD 171コンプレッサーから供給される圧縮空気により、醸造粕をボイラーハウス横の半屋外の部屋にある保管用コンテナへ送ります。コンテナ内の粕は、そこから廃棄物処理車にスクリューコンベアから積み込まれます。ケーザー社は主なリソースの節約に貢献し、数十年にもわたり、信頼できるパートナーとなっています。これぞ乾杯に値する成功譚です。