細部に至る持続可能性

「より少ないエネルギーでより多くの圧縮空気を」というケーザーの哲学に忠実に、ケーザーの製品は優れたコスト効率と環境に優しいだけでなく、生産、流通、サービスにおける貴重な環境資源の使用を最小限に抑えています。
 
資源の消費を最小限に抑えるという責任を果たすために、当社は、未来志向の持続可能性コンセプトを策定しています。再考研究削減修理当社は、持続可能なプロセスを最初から製品開発に取り入れています。生産からメンテナンスに至るあらゆるものを、持続可能性の責任を果たすように設計しています。

ケーザーの省資源製品の開発

再考 - あらためて考え直す

持続可能な製品の開発には、新しいアプローチと考え方が必要です。ケーザー社では、選ばれた社員を対象にハッソ・プラットナー・インスティトゥートでデザイン思考のトレーニングを行い、製品開発に対する新しい、革新的なアプローチを実現しています。

研究 - 知識を深める

ケーザー社は、100年以上にわたり圧縮空気技術の専門知識を継続的に深めてきました。今日では、プロトタイプの検証とともにシミュレーションや計算のための最先端のツールが、知識を獲得するための基礎を提供してくれます。これにより、高効率で信頼性の高い、資源に優しい圧縮空気供給の基礎が確立されます。

削減 - 消費電流を最小化

圧縮空気技術において最も資源を消費するのは、長時間の運転です。そのため、圧縮空気供給は可能な限りエネルギー効率が高くなければなりません。弊社は効率を重要視しています。

修理 - メンテナンスが簡単な設計

メンテナンスが簡単な設計と修理可能性は、開発プロセスにおいてケーザー社のメンテナンス技術者によって評価され、最適化されています。

持続可能な製品梱包と物流

ケーザーの場合、持続可能性の話が、生産プロセスと製品で終わるようなことはありません。 出荷や物流も、当社の目標達成に大きく貢献しているのです。温室効果ガスの削減には、全体的なアプローチが必要です。

グリーントラック – 輸送でのエレクトロモビリティの活用
当社は、陸上輸送に起因する排出ガスを、認定された気候保護プロジェクトをサポートすることで相殺しています。

環境に優しい梱包 

当社は、カーボンフットプリントを大幅に削減するために、発泡スチロールを使用した保護パッケージを、ハニカム構造のダンボールを使用した環境に優しいダイカットパッケージに切り替えました。この材料はリサイクルが容易で、優れた緩衝性能を発揮するため、保護機能が低下することもありません。  

プラスチック汚染を防止するために、当社は現在生分解性の気泡シートのみを使用しています。これは軽量であるため、自然循環経済を支えるのみならず、輸送中に生じるCO2も大幅に抑えることになります。  

同様の対策を梱包用テープにも取り入れ、プラスチックを持続可能な紙製の代替品に置き換えています。

持続可能な物流

環境に悪影響を与える温室効果ガスの主な放出源の1つは、輸送作業です。当社はこれを認識し、陸上輸送に起因する排出ガスを、認定された気候保護プロジェクトをサポートすることで相殺しています。 

物流パートナーと密に連携することで、当社は、商品の輸送中に生成される排出ガスの抑制に継続的に努めています。