ロータリースクリューコンプレッサー:DSDX – 次世代型

このたび、圧縮空気流量25~31 m³/分の次世代型DSDXシリーズロータリースクリューコンプレッサーが発売されました。一連の改良点のほか、新型シグマ・コンプレッサーエアーエンドとIE4モーターを組み合わせて、一段高いレベルの性能が実現しました。従来のモデルと比べて比電力が最大9%、流量が最大9%向上しています。これにより、エネルギーコストが大幅に低減され、ケーザー社のモットーである「少ないエネルギーで圧縮空気供給量増」を実現します。

DSDXロータリースクリューコンプレッサー
ケーザーの新しいDSDXシリーズロータリースクリューコンプレッサーは、さらに効率が高まっています。

賢い設計と実績のある1:1直接駆動コンセプトが組み合わされ、汎用性の高いコンプレッサーの効率がさらに高まりました。ケーザー社の次世代型DSDXシリーズコンプレッサーには、高効率のシグマ・プロフィールローターとIE4モーターを装備した全く新しいエアーエンドが搭載されており、前世代モデル比で比出力が最大9%改善されます。以上の改善のほか、設計変更された吸入弁、内部圧力損失の大幅な低減などのその他の改善を組み合わせて、大幅なエネルギーコスト節減が実現します。

最高の効率

現在のところ最も効率性に優れる新型超高効率IE4モーターも、この改善に一役買っており、圧縮空気生産における周辺での損失をさらに削減することに成功しました。さらに、電子制御温度調整システムがオイル温度を調整して、露点温度から一定の差異を保って安全を確保します。また、この戦略では、エアーエンドの吐出温度が不必要に上昇しないよう抑え、さらにエネルギーを節約できます。排熱再利用が、エネルギー節減効果をさらに高めます。コンプレッサーの電気駆動に使用された電力の100%が熱に変換されますが、そのうち96%を回収して、暖房や加熱に再利用できます。ケーザー社のエンジニアは排熱再利用オプションを拡張しており、いずれもささやかな改善で多大なメリットを提供します。排熱再利用オプションを取り込んだシステムでは、第2電子制御温度調整システムによって、使用可能な熱エネルギーの使用効率を最大限にまで高めます。この熱エネルギーをすべて排熱再利用システムに回収した場合、インテリジェントなシグマ・コントロール2コントローラーがコンプレッサーの冷却システムによる冷却が不要と認識して、オイルクーラーファンをオフにするため、エネルギー節約効果がさらに高まります。

省エネで環境に配慮したオイルフィルター

ユニット内部にもケーザーの資源保護への取り組みが反映されています。環境に配慮したオイルフィルターカートリッジにはシートメタルハウジングが不要となり、アルミニウムハウジングに差し込むだけで済みます。オイルフィルターに金属を使用しない設計を採用したため、耐用年数が経過した後には前処理なしで焼却処理することができます。

最適の性能を発揮するコントローラー

「シグマ・コントロール2」コントローラーから、コンプレッサーとインバーター(SFCオプション:搭載されている場合)を監視します。この革新的なコントローラーを通じて、コンプレッサーをネットワークに接続できます。また、シグマ・エアー・マネージャー4.0やその他の制御センターなどのマスターコントローラーシステムにも簡単に接続できます。そのため、DSDXユニットはインダストリ4.0環境にも完全対応します。

豊富なモデル

汎用性の高いDSDXシリーズには、水冷モデルと空冷モデルの両方があります。可変速度ドライブは特定の用途で便利なため、周波数変換器経由で可変速度コントロールを実装したバージョンもご用意しております。標準モデルと同様、これらのバージョンも最大限の効率性、信頼性、メンテナンスの容易さを念頭に設計しています。当然ながら、SFCコンプレッサーシステム全体は、EMC指令に準じて試験を実施し、EN 55011クラスA1産業ネットワーク基準認定を受けています。

22. 09. 15 , 公表自由、転写歓迎

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