高効率:ジェットミル用途の圧縮空気

ジェットミル装置を使って超微粉を生産する用途では、圧縮空気を使うと、熱回収をうまく利用して、エネルギーコストを大幅に節約することができます。これを念頭に、KAESER社は近頃、CSG、DSG、FSGシリーズのオイルフリー圧縮ロータリースクリューコンプレッサーにオプションのパレットを追加して拡張しました。

ケーザー・コンプレッサー社のCSGおよびDSGシリーズ
CSG、DSG、FSGシリーズのオイルフリー圧縮ロータリースクリューコンプレッサーは、圧縮空気のほかにも、工程で発生した熱を供給できるため、ジェットミル用途の作業に最適です。

蒸気のほか、ジェットミルは一般に窒素や圧縮空気で作動します。圧縮空気で作動する場合、ジェットノズル内の圧縮空気から熱エネルギーを回収して、下流の粉砕工程で再利用できます。圧縮空気生成の副産物として生じる排熱は、原則的にコストのかからないエネルギー源となります。

ジェットミル用途固有のニーズを考慮して、KAESER社は2段オイルフリー圧縮ロータリースクリューコンプレッサーで利用できるオプションのパレットを拡張し、圧縮空気吐出温度制御などの機能を追加しました。柔軟に微調整してインタークーラーを操作すると、加工する材料タイプによっては、このオプションは最終製品1トン当たりのエネルギー消費量を大幅に削減することができます。

KAESER社は、出力範囲37~355 kW、圧力4~11 barのCSG、DSG、FSGシリーズのコンプレッサーに、圧縮空気吐出温度制御オプションをご用意しています。また、空冷式と水冷式のいずれも取り揃えています。

さらに、KAESER社は窒素作動に適応したコンプレッサーもご用意しています。このタイプのコンプレッサーは、窒素回路に応じて個別に設定できます。

2020年3月5日 , 公表自由、転写歓迎

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ケーザー・コンプレッサー社のCSGおよびDSGシリーズ

CSG、DSG、FSGシリーズのオイルフリー圧縮ロータリースクリューコンプレッサーは、圧縮空気のほかにも、工程で発生した熱を供給できるため、ジェットミル用途の作業に最適です。

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