省エネタイプのSXC小型圧縮空気システム:最大限の性能を最小限のスペースで実現

ケーザー・コンプレッサー社が提供するSXCスクリューコンプレッサーは、手工芸用に特別に設計されており、非常に高効率で費用効果の高い性能と超静音の圧縮空気生産/処理/貯蔵機能を兼ね備えています。さらに、同等のパワーを持つ従来のレシプロコンプレッサーと比べて、SXCは年間約800ユーロの節約が達成できます。

SXCロータリースクリューコンプレッサー
最大69 dB(A)の超静音の騒音レベルを持つ、KAESERのSXC小型圧縮空気システムは、高品質の空気処理と215リットルの圧縮エアーレシーバーによって、卓越した信頼性と効率を兼ね備えています。

手工芸業界では、何年間も使用してきた信頼できる旧型のレシプロコンプレッサーを今もなお使用していることが多くあります。それは悪いことではありませんし、それらの機械の品質は高く評価します。しかし、あまり好ましくないのは、これらのコンプレッサーは必要な圧縮空気を安定して作り出すことはできますが、受け入れがたいほど高いエネルギーコストが発生することです。年月が過ぎると、これが何百ユーロもの不必要な費用になる可能性があります。このような非効率に加えて、多くの場合、旧型のレシプロコンプレッサーは広い据付スペースを必要とします。また、何より、通常は非常に大きな音を発します。このため、高効率で費用効果が高いだけでなく、小型で非常に静かな圧縮空気供給システムが求められています。ケーザー・コンプレッサー社の新しいSXCシリーズは全てのこの要求を適えます。

人目を引くSXCの回転焼結ポリエチレン製防音カバーの中には、圧縮空気供給システム一式が収納されています。4種類あるSXC型式は革新的なタワーコンセプトに基づいており、1つの小型ユニット内にスクリューコンプレッサー、冷凍式ドライヤー、圧縮空気レシーバーが一体化されています。そして、この小型ユニットの設置面積はたったの0.62 m²です。さらに、全ての凝縮水は、冷凍式ドライヤーとエアーレシーバー内に蓄積し、電子制御式凝縮水排出装置経由で圧力損失なしに排出されます。各ユニットの中心には、ケーザー社ロータリースクリューコンプレッサーが収容されています。これは、流量を最適化した「シグマ・プロフィール」ローターを備える特別設計のエアーエンドを装備しているため、少ないエネルギー消費で多くの圧縮空気を供給できます。0.26~0.8 m³/分(8 bar)の流量に対応する2.2 kW~5.5 kWの出力範囲を持つ型式では、広い用途のニーズを満たす適切なSXC構成をいつでも利用できます。

KAESERのSXCの幅はわずか61.5 cmであり、これは平均的な洗濯機よりわずかに大きい程度です。それにも関わらず、大型圧縮空気システムのメリットを全て提供することができます。卓越した信頼性と効率性を実現するために、これらの「オールインクルーシブ」パッケージには効率的なスタート / ストップコントロールを備えたシグマ・コントロール2コントローラーが装備されています。この最先端のコンプレッサーコントローラーは、SXCユニット全体を継続的に監視することで、安全な動作を保証します。プレーンテキストディスプレイにより、効率的な通信が可能になります。

2012年3月16日 , 公表自由、転写歓迎

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SXCロータリースクリューコンプレッサー

最大69 dB(A)の超静音の騒音レベルを持つ、KAESERのSXC小型圧縮空気システムは、高品質の空気処理と215リットルの圧縮エアーレシーバーによって、卓越した信頼性と効率を兼ね備えています。

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