「Airbox」&「Airbox Center」 ― 高品質圧縮空気生成

ご承知の通り、防音カバー内にドライランニング式レシプロコンプレッサーを取り付けるというアイデアは新しいわけではありません。しかし、ケーザー社は、高効率コンプレッサーの新シリーズにおいて、実績あるこのコンセプトと最新技術を組み合わせています。新しい「Airbox」及び「Airbox Center」コンプレッサーシステムは、吐出空気流量が0.25~0.9 m³/分であり、モーター出力が2.2~7.5 kWです。

エアーボックスセンターレシプロコンプレッサー
高効率で静音な高品質圧縮空気生成のためのインテリジェントな製品ソリューション:「Airbox」及び「Airbox Center」(画像)両方のシステムシリーズの中核をなしているのが、高信頼性で産業品質のレシプロコンプレッサーです。

名前から分かるように、ケーザー・コンプレッサー社の「Airbox」型式には、工業用レシプロコンプレッサーが消音ハウジング内に収容されています。新製品の「Airbox」型式は優れた柔軟性をユーザーに提供しており、5種類のモーター出力をご用意し、2種類のパッケージサイズから選択することができます。各ユニットの中核には、定評あるケーザー社の「KCT」シリーズの直接連結形ドライランニング式レシプロコンプレッサーがあります。

「Airbox」シリーズのもう一つの主要な特徴である革新的な冷却システム:優れた空気流量設計により、最適なシステム冷却を保証します。このシステム冷却により、レシプロコンプレッサーでは珍しく、周囲高温度において100%迄のデューティーサイクルと信頼性の高い運転が可能になります。さらに、「Airbox」のコンセプトは、58~66 dB(A)という最小の騒音レベルが特徴です(システムのモーターサイズによります)。電子式「シグマ・コントロール・ベーシック」制御システムにより、最高の効率と信頼性を保証します。

「Airbox Center」:一体型のコンパクトなソリューション

効率的なターンキー圧縮空気供給のソリューションを求めるユーザーに注目していただきたい「Airbox Center」:「Airbox」コンプレッサーは前述の通り防音を施しており、「Airbox Center」全型式の中核となっています。そのため吐出空気流量と同じ性能値となります。しかし、「Airbox Center」型式は、効率的で静かな圧縮空気生成に加えて、用途に合わせた圧縮空気処理と貯蔵も提供するという点で決定的に異なります。方法:200 l又は270 l容量のエアーレシーバー(大型の3機種用)にコンプレッサーが取り付けられており、各システムは統合型冷凍式ドライヤーを備えています。必要に応じて、ドライヤーの下流にコンビネーションフィルターを設置することも可能です。これにより「Airbox Center」は、一体型の空気圧縮供給システムになりますが、同等の「Airbox」型式以上の設置スペースはいりません。

「Airbox」又は「Airbox Center」のどちらのバージョンを選んでも、これらの小型システムにより信頼性と効率の高い、高品質の圧縮空気供給が保証され、メンテナンスコストやランニングコストを最小限に抑えることができます。

2012年4月20日 , 公表自由、転写歓迎

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エアーボックスセンターレシプロコンプレッサー

高効率で静音な高品質圧縮空気生成のためのインテリジェントな製品ソリューション:「Airbox」及び「Airbox Center」(画像)両方のシステムシリーズの中核をなしているのが、高信頼性で産業品質のレシプロコンプレッサーです。

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