シグマ・エアー・マネージャー4.0:未来の技術を今すぐ入手

Industrie 4.0(Internet of Things):シグマ・エアー・マネージャー4.0(SAM 4.0)は、はるか先を予測する機能、将来待ち受けていることを今知る機能、構成機器をネットワークで結ぶ機能、かつてないほど大規模なデータ量を活用する機能をすべて備えています。また、大幅なエネルギーコスト削減と、信頼性が高く、効果的で安定した圧縮空気供給を実現します。

シグマ・エア・マネージャー4.0制御要素
SAM 4.0:シグマ・エアー・マネージャー4.0(SAM 4.0)は、圧縮空気システムのすべての構成機器を効率よく監視および制御するだけでなく、将来的にIndustrie 4.0がもたらすメリットを活用できるようにします。

最新世代のSAM 4.0の登場 – 圧縮空気の生成と処理を行うすべての機器に対応したマスターコントロールシステムです。圧力値を最適化する機能、自動的にコンプレッサーシステムの空気流量を調整して変動する圧力需要量に適応する機能を備えており、制御における損失、切り換えによる損失、圧力の柔軟性に基づいて、システムの効率性を最適化します。さらに、SAM 4.0を使用することで、ご使用の圧縮空気ステーションで予防保全のためにシグマ・スマート・エアーなどの将来に備えるサービスが利用できるようになります。こうしたすべての機能により、運転の信頼性と効率性が高まるだけでなく、エネルギーコストの大幅な削減が可能になります。

特定のニーズに対して最適化された圧力品質。

この実現には、切り換えによる損失(始動/停止)を除く空気システムのエネルギー効率に影響する要素、つまり、制御とアイドリングにおける損失、インバーター運転と圧力の柔軟性(所要圧力に対する平均的な上昇)を考慮したケーザー社の適応可能な3-D高度制御が大きく貢献しています。この特許取得済みの最適化の手法では、達成できる最適な構成を予測的に計算し、その結果に基づいて接続されている構成機器を調整します。それらはすべて、ユーザーが必要とする特定圧力に基づいています。

装置のステータス表示/分析機能

30言語に対応するSAM 4.0は、使いやすい12インチのカラータッチパネルを採用しており、ステーションがエネルギー管理の観点から「緑色ゾーン」で運転しているかどうかを一目で確認できます。運転状況、圧力履歴、吐出空気流量、電力消費量、さらにはメンテナンスやあらゆるエラーメッセージを、リアルタイムにも、遡及的にも簡単に表示して分析することができます。PCとネットワーク接続を使用することで、装置がない場所からでも、どこからでもこのデータにアクセスすることができ、大変便利です。この機能は、ユーザーに安心を与えるだけでなく、パイプラインでのデジタル製品の基盤を構築し、さらにISO 50001に準拠したエネルギー管理を可能にします。

シグマ・ネットワーク

幅広いメリットをもたらすSAM 4.0は、ケーザー社のシグマ・ネットワークを利用する場合でも有用です。イーサネット技術に基づいた、パワフルなシグマ・ネットワークは、圧縮空気ステーションの最適な監視と組織的な制御をサポートする目的に特化して開発された、非公開の安全なネットワークです。

SAM 4.0:将来に備えた設計

さらに、SAM 4.0は、その他の方法でも多くの用途に使用できます。プラグイン通信モジュール用のインターフェースは柔軟に適応するため、将来の要件に対応できます。SAM 4.0は最新のトレンドに対応し、信頼性の高いクロスシステムによるデータおよび情報の交換を実現します。

SAM 4.0:アップグレード可能

SAM 4.0は、将来的な圧縮空気システムの拡張を見据えた設計となっています。ソフトウェアアップグレードが容易なため、新しいハードウェアに追加投資することなく、拡張が可能です。

2019年3月11日 , 公表自由、転写歓迎

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