活性炭吸着装置

連続運転で最適品質の空気を提供

ケーザーACTシリーズ活性炭フィルターはオイルミストと臭気を確実に除去します。圧縮空気の乾燥コンポーネントやプレフィルターコンポーネントの下流に設置し、ISO 8573-1のクラス1オイル残留量を達成することで、要件の厳しい生産処理に対応できます。

高品質の活性炭が十分に充填され、低い圧力損失が継続することにより、高いコスト効果が得られます。活性炭を交換せずにコンプレッサーを12,000時間連続運転できます。運転の中断を示すオイル表示計も標準装備されています。

  • 残留オイル濃度0~0.01 mg/m³
  • 流量1.17~154.5 m³/分
  • 最大使用圧力10 bar / 16 bar(オプションとして48 bar)

メリット

  • クラス1基準を大幅に下回る値:
    ISO 8573-1のクラス1基準値はオイル残留量0.01 mg/m³ですが、ケーザーACT吸着式ドライヤーではオイル残留量を基準値より大幅に低下させることができます。つまり、安定して基準準拠の状態を維持できるのです。
  • 低コストのメンテナンス:
    ケーザーACT吸着装置は十分なサイズと最適な流動によって長期にわたって高い活性炭効果が維持されます。そのため頻繁に交換する必要はありません。耐久性の高いスチール製の保護フレームに設置します。
  • 最小の圧力損失:
    入口と出口の口径が大きく、低差圧が維持されるため、高いコスト効果が得られます。
最高のパートナー:ケーザー社の圧縮空気フィルター
ケーザー・コンプレッサー社の活性炭吸収剤

ACT活性炭吸着装置には、ケーザー・フィルターを必ず装着してください。プレフィルターや粒子フィルターとして取り付けると、活性炭寿命が最大限にまで延長できる一方、圧力損失を最低限に抑え、清浄な圧縮空気に炭粉が混入しないよう防ぎます。

 

製品の詳細

装置

標準機器

  • 活性炭充填口、上部/下部ステンレス鋼製フロー拡散器、個別の上部/下部充填口、排出用接続口を装備する吸着材タンク
  • タンク圧力計、オイルインジケーター付き圧力調整器を装備(使用圧力48 barのオプション)
  • 圧縮空気吸入と吐出ライン取り付け済み
  • 安定したベースフレーム(2成分液体塗装)。

オプション

  • シリコンフリー機種(VW試験標準PV 3.10.7による) 
  • 使用圧力16 bar(ACT 169 - 1545モデル) 
  • 使用圧力48 bar(ACT 12 - 1545 HPモデル)
ライフサイクルコストの削減

活性炭フィルター

ケーザー・コンプレッサー社の活性炭フィルター
KAフィルターエレメント

活性炭吸着装置 + 粒子フィルター

ケーザー・コンプレッサー社の活性炭吸収剤と微粒子フィルターによるライフサイクルコスト削減
 ACT活性炭充填口
 KD粒子フィルター
 ACTとKDコストの節約

前提条件:
以下の交換間隔の場合の投資額とメンテナンス(資材、人員、廃棄物処理)コスト:12,000運転時間(OH)毎にACT活性炭充填、6,000運転時間毎に粒子フィルター、1,000運転時間毎に活性炭フィルター交換。借入金を10年間で返済。

ライフサイクルコストの低減

圧縮空気の連続供給が必要な場合、一般的な活性炭フィルターに比べて、ケーザー社のACT活性炭吸着装置がコスト面で絶対的に優位です。メンテナンス間隔が大幅に延長されるため、3年目のライフサイクルコストは高品質の活性炭フィルターと同等です。
4年目以降には、最高のコスト効果が実現できます。このメリットは、圧縮空気の安定供給によりさらに強化され、メンテナンス訪問も必要最低限で済みます。

構造と機能
ケーザー・コンプレッサー社の活性炭吸収剤を使った圧縮空気フロー図
  1. 圧縮空気入口
  2. プレフィルター(付属品)
  3. 凝縮水排出口
  4. 吸着材タンク
  5. ステンレス鋼製フロー拡散器
  1. 活性炭吸着充填口
  2. アフターフィルター(付属品)
  3. 圧縮空気出口
  4. 圧力調整器
  5. オイルインジケーター
技術仕様

技術仕様は本パンフレットをご覧ください。