マスターコントローラー:シグマ・エアー・マネージャー4.0

Industrie 4.0に使われる主要技術

次世代の圧縮空気管理システム、SIGMA AIR MANAGER 4.0は、適応3-Dアドバンス 制御を利用することにより、空気生成および処理を、よりインテリジェントで効率的、かつ信頼性の高いものにします。

  • 3-Dアドバンス制御により、運転データすべてを継続的に分析し、別の操作をシミュレーションして、最適なコンプレッサーの組み合わせを計算します。その成果:従来をはるかに上回るエネルギー効率を達成します。
  • 簡単な運転、視覚化、分析により、概要を常に提供します。安全なネットワーク技術を介して、どのPCからも便利にアクセスできます。
  • ケーザー社専門家による予知保全により、不測のダウンタイムを防止します。

将来的に大規模な計画を控えている場合:SIGMA AIR MANAGER 4.0は、お客様の空気システムとともに発展するように設計されています。ソフトウェアアップグレードが容易なため、新しいハードウェアに追加投資することなく、マスターコントローラーの拡張が可能です。

メリット

  • スマート:
    SIGMA AIR MANAGER 4.0は、切り替えによる損失だけでなく、圧縮空気システムに影響を与えるすべての要素を記録します。そして、収集した情報を活用することで、達成できる最適性能値を計算し、それに合わせて、接続されたすべての構成機器を制御します。
  • 安全:
    シグマ・エアー・マネージャー 4.0と、イーサネットを利用したケーザー・シグマ・ネットワークを組み合わせることにより、極めて厳しい産業用制御システムの安全要件をすべて満たしつつ、将来的にさらに発展できるインフラストラクチャを構築できます。
  • 効率性:
    継続的な微調整により、最適のエネルギー効率を達成し(ISO 50001準拠のエネルギー管理)、予知的に需要に応じたメンテナンスオプションを導入すると、ライフサイクルコストを確実に最低に抑えます。

 

シグマ・エアー・マネージャー4.0コントローラーの詳細

オプション

制御システム

  • 「クアドコア」マルチコアプロセッサー搭載で、計器パネル、制御ユニット、処理ユニットで構成される特別設計の産業用PC
  • 通信インターフェース、内蔵型ウェブサーバー
  • シグマ・ネットワーク・ポート
  • デジタルおよびアナログインプット/アウトプット信号

マンマシンインターフェース

  • 直観的なオペレータガイダンス
  • LEDバックライト付き12.1インチTFT
  • タッチパネル装備の計器パネル
  • 容量ファンクションキーを備える産業用カラーディスプレイ16:10
  • 解像度1280 x 800ピクセル
  • バックライトLEDセンサーキー4個
  • ケーザー製装置カード用RFID読み取り/書き込み装置およびケーザーRFIDキー
  • 30言語

通信インターフェース

  • 遠隔可視化のためのギガビットイーサネット(ウェブサーバー)
  • 電子メール
  • 通信モジュール用スロット(中央監視室に接続)
  • SD HC / XCカードスロット(更新など)

オプション/付属品

  • セクションの制御
  • プロフィバスDP、PROFINET IO、Modbus TCP通信モジュール
  • SNW-PROFIBUSマスター

コントロールキャビネット

  • 壁取付具
  • 防塵、防滴
  • IP 54

認可

  • CE
  • cULus
  • EMC

シグマ・エアー・マネージャーへのアップグレード

  • ソフトウェアアップグレードによる、制御可能な構成機器数増加
  • ハードウェア交換は不要

革新的 – 適応3-Dアドバンス制御
適応3-D「アドバンス」制御によるインテリジェントな制御。

適応3-Dアドバンス制御のアルゴリズムがケーザー圧縮空気システムを調整
その結果、用途の特定のニーズに合致し、かつ最大限のエネルギー効率を発揮する、最適な量の圧縮空気が供給されます。

この独自の適応3-Dアドバンス制御がさまざまなパラメーター間の関係(切り替えと制御効率など)を継続的に分析し、最適な効率が発揮されるよう、多くの範囲から最適な組み合わせを先回りして計算します。
考慮されるのは始動と停止のみではありません。アイドリングと周波数変換器による損失や、圧力の柔軟性も考慮されます。さらに、圧縮空気システムの圧力性能値が最適化され、平均圧力を低減します。

ソフトウェアの更新だけで圧縮空気ステーション増設
シグマ・エア・マネージャー4.0:ソフトウェア更新による簡単なアップグレード
ケーザー・シグマ・ネットワーク

産業用途では、通信技術、特に機械間の通信に特殊な需要があります。すなわち、堅牢現地で管理でき広く互換性があり大容量のデータをすばやく、安全に転送できることが求められます。システムでは最大限のデータ完全性を確保できるとともに、プロセスで求められるリアルタイムな機能も確保する必要があります。ケーザー・シグマ・ネットワークはこうしたニーズをすべて満たし、さらにそのほかの要件にも対応します。

シグマ・エアー・マネージャー 4.0と併用すれば、ケーザー・シグマ・ネットワークはIndustrie 4.0運用環境の最先端の範囲内でインテリジェントなサービスに完全に対応する、安全なインフラストラクチャを構築します。必要な場合、運転データを圧縮空気ステーションからケーザー・データセンターに、ブロードバンド経由で安全に転送できます。

遠隔診断と需要に基づく予知保全を組み合わせると、最大限の圧縮空気供給と完全なシステム効果を確実に達成します。

  • 負荷運転時間や温度などの運転パラメーターを評価して、不測のダウンタイムと計画ダウンタイム(不具合/メンテナンス)防止
  • エアーエンド吐出温度、圧力下露点、差圧(フィルター)、漏れ率、圧力、流量などの主要な運転パラメーターを監視して、エネルギー効率を改善
  • メンテナンスを最適化し、修理を回避することにより、不要なメンテナンスコストを最大30%節約
  • システムのライフサイクルを通じて、需要に合わせて最適化して、圧縮空気システムを制御

ケーザー・シグマ・ネットワーク:安全で将来に備えたダイナミクス
遠隔診断と予知保全(KAESER SIGMA SMART AIR)

SIGMA AIR MANAGER 4.0 – Industrie 4.0に使われる主要技術

各種センサーのデータをリアルタイムで監視すれば、異常運転にすばやく対処できるばかりではなく、
これをもとに最適のメンテナンス計画を策定できます。インテリジェントな予測ツールを導入すれば、潜在的な問題を事前に知ることができます。この能力により、最高の信頼性で圧縮空気を供給します。さらに、メンテナンス作業を必要な時期に確実に実施できるため、大幅にコストを節減できるメリットがあります。

SIGMA AIR MANAGER 4.0は圧縮空気システムの中核であり、Industrie 4.0の運転環境内で将来に備えるサービスを利用するのに必要な主要技術を提供する役割を果たしています。圧縮空気システムの中央「頭脳」として制御を担い、ケーザー・データセンターにデータを送ります。

このマスターコントローラーは、コンプレッサーと装置の予知保全を可能にする、新しい可能性の扉を開くものです。

今までメンテナンスといえば、故障が見つかった場合や定期点検の際に行うものでした。
しかし、SIGMA AIR MANAGER 4.0のコンセプトにより、故障する前にメンテナンスを行うことが可能になりました。つまり、ダウンタイムの発生を防止することができるのです。

機械に内蔵されたセンサーおよびSIGMA CONTROL 2 コンプレッサーコントローラーが、変数データを算出、処理し、それをリアルタイムでSIGMA AIR MANAGER 4.0に転送します。その後、情報は特殊なソフトウェアによってケーザー・データセンターに送られ、リアルタイムで分析されます。

ケーザー・データセンターでは、運転情報の中央監視および処理も行なわれます。予知保全措置は必要に応じて行なわれます。つまり、メンテナンスが必要なタイミングで的確に実施されます。ひいては時間とお金の節約につながり、圧縮空気を最大限まで利用することが可能となります。

KAESER SIGMA SMART AIRケアフリーサービスパッケージについて、もっと詳しくお知りになりたいですか?ご連絡いただければ、当社の専門家がご説明いたします。

予知保全
技術仕様