SIGMA AIR MANAGER 4.0 – Industrie 4.0に使われる主要技術
各種センサーのデータをリアルタイムで監視すれば、異常運転にすばやく対処できるばかりではなく、
これをもとに最適のメンテナンス計画を策定できます。インテリジェントな予測ツールを導入すれば、潜在的な問題を事前に知ることができます。この能力により、最高の信頼性で圧縮空気を供給します。さらに、メンテナンス作業を必要な時期に確実に実施できるため、大幅にコストを節減できるメリットがあります。
SIGMA AIR MANAGER 4.0は圧縮空気システムの中核であり、Industrie 4.0の運転環境内で将来に備えるサービスを利用するのに必要な主要技術を提供する役割を果たしています。圧縮空気システムの中央「頭脳」として制御を担い、ケーザー・データセンターにデータを送ります。
このマスターコントローラーは、コンプレッサーと装置の予知保全を可能にする、新しい可能性の扉を開くものです。
今までメンテナンスといえば、故障が見つかった場合や定期点検の際に行うものでした。
しかし、SIGMA AIR MANAGER 4.0のコンセプトにより、故障する前にメンテナンスを行うことが可能になりました。つまり、ダウンタイムの発生を防止することができるのです。
機械に内蔵されたセンサーおよびSIGMA CONTROL 2 コンプレッサーコントローラーが、変数データを算出、処理し、それをリアルタイムでSIGMA AIR MANAGER 4.0に転送します。その後、情報は特殊なソフトウェアによってケーザー・データセンターに送られ、リアルタイムで分析されます。
ケーザー・データセンターでは、運転情報の中央監視および処理も行なわれます。予知保全措置は必要に応じて行なわれます。つまり、メンテナンスが必要なタイミングで的確に実施されます。ひいては時間とお金の節約につながり、圧縮空気を最大限まで利用することが可能となります。
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