高圧性能への近道
Nシリーズブースターは、既存システムの圧力を45 barまで高めます。ケーザー社は幅広い高性能ブースターレシプロコンプレッサーをご用意しており、いずれもケーザーロータリースクリューコンプレッサーやSIGMA PET AIRステーションと完全に連動します。
Nシリーズブースターには、1または2シリンダーを取り揃えており、以下の性能パラメーター内で稼動します。
- 初圧最大13 bar - 吐出圧力最大45 bar
- 流量:0.27~5.49 m³/分
通常の制御用空気や供給用空気よりも高圧縮の加工用空気が必要なあらゆる用途では、高圧の圧縮空気供給システム全体を設計するのに比べて、ブースターを使用した方がはるかに高いコスト効果を達成します。PETボトル生産は、こうした用途の好例です。
メリット
- 高圧で連続運転:
オイル圧力潤滑と強化されたシリンダー冷却などの革新的な機能により、長寿命と低メンテナンスを実現するとともに、最高45 barでシステムを連続運転できます。
- 極めて低いオイル需要:
高品質のシリンダーはプラトーホーニング加工で、追加の層により摩耗を防ぎます。以上の機能により、耐用期間にわたってオイル消費量を低く抑えます。
- 特に低温の圧縮空気用:
3シリンダーブースターには、個別にファンを装備する圧縮空気アフタークーラーを採用しており、圧縮空気吐出温度を低く保ちます。ブースターには水冷式のアフタークーラーを追加で装備することもでき、さらに低い温度で維持できます。
エネルギーコストの節約
高品質のプレミアム効率電気モーターが比類ない効率を達成して、電力消費量を極めて低く抑えます。運転温度が低いため、さらにメリットがあります。